日々

インスタグラムに綴るにはなんかあれ

100日後に死ぬ自分

 

今日も生きることができて光栄だ.明日も生きることができたらなと思う.

日々健康に生きている人々の中で,自身の死を想像し続けている人はどれくらいいるだろうか.たぶん人々にとって死というのは,遭遇すれば「ああ」と少しだけ反応するような,「ヨッ友」程度の関係なのだろう.本当は常に隣り合わせなはずなのに.親友以上の関係なのに.

100日後の自分が生きていると思うか.

だいいち,100日後と言わずもしかするとコロナウイルスに侵され重篤患者になるかも知れないし,それより前に突然暴走したトラックに跳ねられ空に舞うかも知れない.いつ起こるか分からない大災害に遭い,一瞬で呼吸ができなくなるかも知れない.なんと非道く恐ろしいことか.未来など知る由もないのである.死とは親友以上というよりも,縁を切りたくとも切れない悪友である.

可愛らしい4コマ漫画に何十万もの人がいいねと評価している,その「いいね」の真意とは何なのであろうか.

今日もあのワニは笑顔で,刻々と死に近づいてゆく.