2019-01-01から1年間の記事一覧
秋はどうも死とか無に近いと感じる それは感性的感傷的なものもあるけれども なによりも風潮? 死にそうなの?みたいな色の口紅塗って 生きてる?と聞きたくなるような覇気のない色の洋服を着る それが季節のトレンド はあ 光合成効率の低下した木々の葉が朽…
夏が終わることをどうしても諦めきれないけれども ふとバイクで走りながら金木犀の甘たるい香りを感じたときに ここはどうしようもなく秋であった
屹度こんな夜遅くにふらふらと出掛けると蚊に刺されちゃいますよ と若い警察官は微笑して言う そっかもう6月なんだ 彼方此方で蛙が鳴いている 夜空のオリオンは姿を見せなくなった いつの間にやら街行く人は皆衣替えをしていたし 自分も無意識のうちに半袖を…
やっぱりね,結局世の中は「最後」ってのに夢中.平成という時代を最後だ最後だと騒いでいた皆,どこへいった,「令和」の最初はそれと比べてそんなに,だね.まあどうでもいいことなんだけれども. しかし,最初も喜びたいよね,というより,最初を喜ぶべき…
アーケード街には大きな日の丸国旗が夜風になびいている.この国の旗は本当に美しい.来週には平成時代が幕を降ろす,らしい.どうにも信じがたい.新時代が始まる.と言っても結局自分の生活が一変するわけでもなく,ふらっと起きたい時間に起き,お腹が空…
メンヘラに憧憬の念を抱いている そもそもメンヘラとは何か,私は,よくわからない.あのコってメンヘラだよね,なんて軽々しく用いる言葉ではあるものの,よくわからない.メンヘラという人間の性質や生態は定量的に表すことができないと思うし,また,表し…
なんて素晴らしき世界 私は,男友達や先輩等に恋愛対象として好かれることが心底嫌い.それは私はいち人間として接していたにも関わらず相手からはいち女性として恋愛対象として接されていた,という認識のズレがある種の裏切り行為と感じてしまうため. 先…
卒論発表を終えて 同期の卒論発表が終わり 淀んだ空気が佇む会場を後にする 完璧な発表を聞けて自分のことのように嬉しく 足どりは軽やかだ 思いきり外の空気を吸い込んで 吐き出さずに飲み込んだ 卒論の制作と発表において私たちは何と戦ってきたのか 本当…
卒論発表前夜になにを思う 仙台の夜は明るい こんなに明るくなくてもいいんじゃないかなと思うけれど もし暗かったら心細くなるし これくらいがちょうどいいのかもしれない 明日は上手く喋れるかな 家に帰ったら少しは練習しよう 私のためにじゃあなくて 周…