日々

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メンヘラに憧憬の念を抱く

メンヘラに憧憬の念を抱いている

 


そもそもメンヘラとは何か,私は,よくわからない.あのコってメンヘラだよね,なんて軽々しく用いる言葉ではあるものの,よくわからない.メンヘラという人間の性質や生態は定量的に表すことができないと思うし,また,表してはいけない,とも思う.この世の中はきっとメンヘラか,メンヘラではないか,と二分化がされている.自分がメンヘラかどうか,自分では評価することはできない.きっとそれは客観的に評価されるものだと思うから.ところで,私はここ最近ずっとメンヘラに憧憬の念を抱かずにはいられない.羨望の眼差しを向けてしまう.それは,彼ら・彼女らが「メンヘラ」というプロファイルを所有している存在であるから.自分が何者であるか,杳として知れないこの世の中で,彼ら・彼女らは確固たるそれを持っている.それはとても優秀で,例えば,何がある訳でもなく涙が出そうになるときも,「これは,メンヘラだからである」と自身の感情等を会得し沈静化することができるのだ.いいな.メンヘラというと,情緒不安定でいて敬遠されがちな印象が一般的であると思うが,実際は真逆であるのだ.一番安定することができる存在だ.ああ,きっとそうだ,メンヘラ万歳!はやく皆も,「メンヘラ」と大きな声で客観的評価してもらう為の努力をしようではないか!