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日々

インスタグラムに綴るにはなんかあれ

私が小学生のときのこと 通学路の道端に置いてあったスチールの缶を何となく 何となく蹴ったら緑と黄色のペンキがタラタラと駐車場のアスファルトの上を伝った それが一面に広がるので 私は慌てて逃げた 不良少女でも何でもない むしろ優等生だった私は 怖く…

ちょっとした親近感というか自意識過剰

「桜、今年は綺麗に咲かないかもしれない。」 たとえばこんな戯言を放ったところで、誰も信じやしない。 桜は毎年春になると美しく花を開き満面の表情を見せる。桜が美しい事は、万人の共通理解的なところがあるから、昔は “花” という一単語で “桜” を意味…

感謝以外の何でもない

“ほんとうのことは、ほんとうすぎるから、私はきらいだ。” 別れはとてもつらく寂しい。 こんなにつらく寂しい思いはしたくない。これから先にこの人と私は別れてしまうのだと、この事実を敢えて考えないように、涙が零れ落ちないように、私は平然を装う努力…

善良少女と仏様

私の綴る言葉にはいつもまとまりがない。 このような文章だけでなく、普段の会話にもまとまりがない。チョコレートの話をしていたかと思えば突然ファッションブランドの話になっていたりする。自分でも驚きの才能である。 一瞬、“まとまりがない”ということ…

無題

先日、京都へ行きました 私は中学時代から「哲学の道」を散歩することに憧れ続けてきました。哲学の道は、哲学者の西田幾多郎が思索に耽りながら散策したことから名付けられた、京都の東山のほうの小道です。今ではすっかり忘れてしまったのですが、中学時代…

これはただの日記

街中のアーケードで指を絡ませながら手を繋いで歩く人々の背中に、その後ろをひとりで歩く私は「不自由」という言葉を投げかける。飲み屋街の路上で唇を重ねる人々には「安い!早い!まずい!」なんてひとりで馬鹿げたことも言える。しかし私のこれまでの20…

テレパスっているのかな

人間の永遠の議題 他者の気持ちを真に理解すること。 これが簡単にできたら人間生きていくのに苦労はしないよね なんて単純にそう思っていたのだけれども案外そうでもないのかもしれない。 「高台家の人々」というお話をみた。簡単に言うと高台家の兄弟は皆…

憲法に“恋愛”についての項目を書き加えよ

「恋愛論」 これほどまでに興味を引きつつも照れ臭く手に取りづらい書のタイトルがあるだろうか。 坂口安吾は恋愛を語る。“恋愛とはいかなるものか、私はよく知らない。そのいかなるものであるかを、一生の文学に探しつづけているようなものなのだから。” と…

私の愛する路上ミュージシャン

深夜3時、 デビュー前のゆずが路上で「てっぺん」という曲を歌っている映像をみて、私は泣いた。 私はようやく、この彼らと同じ年齢になった。 私が、ゆずを初めて聞いたのは確か小学4年生の頃、自分のミュージックプレイヤーに父がゆずの曲をいくつか入れて…

五百円玉を拾ったら煙草を買おう

太宰治の「美男子と煙草」というお話を読んだ。ユーモア交えたちょっとしたネタ話だ。 浮浪者のもとへ太宰が行く、という単純な内容だ。重要なことには、この浮浪者が太宰と同様に美青年であり、お金もあまり持っていないくせに煙草を吸っているということだ…

愛してるってゆってよね

気に入っているバンドがあるんですが、普段大っぴらにできないんです。いっけん純粋な“音楽”とは言えなかったり、そもそも一般的にあまり知られていなかったり、まあそんな感じです。 でも、ここでなら紹介してもいいよね。 銀杏BOYZ これは「光の中に立って…

歯医者デートをしよう

奥歯がどうも痛い。 これは今に始まった訳ではない。 1年以上も歯医者に行かずに過ごしたこと、時々歯を磨かずに寝ていたこと、毎日のようにグミを食べていたことを省みれば、それは順当な結果である。 この事を、今日友人の3人に話したところ、どうも皆も歯…

英語力が欠如しがちなこの私でも「上を向いて歩こう」という日本語を「sukiyaki」なんて訳さないけどね!!!

私は日本が好きです。 私は日本語が好きで、日本人の謙虚さも好きです。 私は日本の文学が好きだし、日本の音楽も好きです。 1960年代に日本でリリースされた、日本人なら誰でも知っている名曲「上を向いて歩こう」について、昨晩、音楽番組で日本らしい音使…

平成時代について

私はこの文章をフツカヨイ的に綴る。 ここ1週間だろうか、私は平成時代に終わりが来ることが気が気でない。しかもその終わりは唐突ではなく、期限付きだ。平成時代は病気や事故で突然に死んでしまうのではない、それは緩やかな自殺のようだ。 そして私は、た…

偶然ですね、三島由紀夫さん

三島由紀夫 割腹自殺の9ヶ月前に録音された肉声テープが発見された と世間では専らの噂だ。 私が思わずこれに反応してしまったのは、その前日から偶然にも三島由紀夫の本をチラチラと読み直し始め、鞄の中に入れていたからだった。 不道徳教育講座 私が三島…

最も俗悪な都市 新潟

坂口安吾のエッセイ 日本文化私観 の冒頭にこんな言葉が綴られている “ タウトによれば日本に於ける最も俗悪な都市だという新潟市に僕は生れ、彼の蔑み嫌うところの上野から銀座への街、ネオン・サインを僕は愛す。” 俗悪? 坂口安吾といえば、我が母校での…

褒められたときに嬉しいと感じるときは 褒めてくれたその人のことを 心から崇敬しているときのみだと最近気がつきました 偉そうに聞こえてしまうかもしれませんが これは昨晩当てもなく歩き辿り着いたバーです 彼女との会話はどこか慎重で ついつい時間の概…

臆病ゆえ

臆病ゆえ私は現状を変える一歩を踏み出したいとは思わないしかし現状に満足している訳でもない困るいつものようにコーヒーが側にあればそれでいいや

ヴィヨンの妻 評され方の違和

ヴィヨンの妻 太宰治のなかでも人間失格と同様に、重く考えさせてくれるお話です。何度も読みました。ストーリーとしては単純明快です。しかしそのなかには、何度も読む価値を見出すことのできる言葉がたくさんあります。蛍光ペンでぴぃっと線を引きたいくら…